フランス巡洋艦ラ・ガリソニエールは苦行艦と呼ばれています。
World of Warshipsのサイトで成績を見ても、Tier6巡洋艦の中でビリから2番目です。
わたしのラ・ガリソニエールも勝率が5割を切っていますし、平均戦績もパッとしません。
でも、アプリが落ちて活躍できなかった分を成績から取り除くと、そんなに悪くありません。
というか、乗っていて楽しいです。(個人の見解です)
ラ・ガリソニエールの強み
味方を強引に勝利に導くだけの力はないので、勝敗はマッチングに依存するように見えますが。。
巡洋艦は戦場全体を見渡して、勝敗を左右する局面で小さな勝利を積み上げていくことが得意です。
これが出来ている試合は、味方を勝利に引き寄せていると思います。ただ、順位や戦績には反映されないのでさっぱり目立ちません。
砲塔旋回速度、発射速度
島が点在するようなマップで威力を発揮します。
煙幕から飛び出した敵の駆逐艦や英巡、瀕死で逃げ出す敵の巡洋艦、横腹を晒して突撃してくるソ連巡洋艦、主砲が別の方向を向いた敵の戦艦、火災を修理班を使って消した戦艦。
砲塔の旋回速度と、発射速度が速いと、試合中に現れる一瞬のチャンスを逃しません。
(もちろん、チャンスを常に探していることが前提です)
敵の駆逐艦を発見して、即座に砲塔を回して叩きます。
中央攻略戦で駆逐艦の役割は大きいです。
敵の駆逐艦は最優先で叩き潰し、味方の駆逐艦は助けることが勝利を呼び込むと信じて、戦艦を燃やす仕事の手を止めて、敵の駆逐艦を叩きます。
今度は島影からちょっぴり顔を出した敵の金剛さんに砲塔を回します。
ラ・ガリソニエールが何十発とHE弾を叩き込み、金剛に火災を起こさせている間、金剛さんからの反撃は4発しか飛んできません。
金剛は鈍足の主砲弾と狭い散布界のせいで、激しく回避運動して迫ってくる巡洋艦が大の苦手です。かわいそう。
装填速度の速い魚雷
片舷2本、両舷で4本しかない魚雷ですが、装填速度がたったの60秒しかありません。
射程9Kmの魚雷を60秒間隔で発射できるのは大きいです。
それに、射角も広いので、横腹を晒さずに自由に射てます。
もうこれは、機会があれば積極的に発射します。
戦艦相手に突撃しても、早めに片舷2本、接近して片舷2本を発射して、戦艦の横を通り抜けて、今度は再装填した2本を発射することが可能です。
ラ・ガリソニエールの弱み
かろうじて鈍足じゃない程度の速度
31ノットはTier6の巡洋艦の中では一番遅いです。
速度UPの旗をつけてかろうじて32.6ノットになります。
ところが、消耗品の「エンジンブースト」を使うと、3分間最高36.8ノットを出すことができます。
普段、トロトロしていや奴が突然ビュイーンと速度を出すので、敵弾を回避するにはもってこいです。
ちなみに、アップグレードで「エンジンブースト改良1」を選ぶと、「エンジンブースト」の作動時間を伸ばすことができます。
ダメージ力が不足
ラ・ガリソニエールは魚雷が片舷2本しかないので、もともと攻撃力が低めです。
頼みは、まあまあの発火率のいい15cm主砲のHE弾と10Km以内で力を発揮するAP弾ですが。。
このHE弾はボトムTierになるとダメージが出なくなります。
原因は、Tier7,8の戦艦・巡洋艦の装甲が厚くなり、HE弾が貫通しなくなるためのようです。
このHE弾の問題は、発火率と引き換えに艦長スキルの「榴弾用慣性信管」で改善できます。
ただ、スキルポイント4の艦長スキルには「隠蔽専門家」もあります。
戦艦から狙われている巡洋艦には必須の艦長スキルですから、とても迷います。
ただ、威力の低いHE弾を速い発射速度でポンポンと撃つのが最大の強みですから、隠蔽で隠れている瞬間ってどれだけあるんだろう。。と言う気はします。
装甲が不足(対戦艦)
戦艦にバイタルを抜かれると、HPを半分は持って行かれます。
しばらく、どこから撃たれたのか分かりませんでし。
どうやら、水上観測機を使って遠距離射撃で撃たれたようです。
プレー開始から5分くらいは、敵の戦艦の長距離射撃は要注意です。
所詮は軽巡なので、戦艦4隻に睨まれる状況では長くは持ちません。
味方の戦艦の動きを監視して、自分だけが取り残されないようにしないといけません。(反省)
装甲が不足(対巡洋艦)
装甲が薄いので、巡洋艦のHE弾でも結構なダメージを受けます。
Tier8の愛宕と撃ちあうとあーっと言う間にやられます。
愛宕の甲板装甲は41mmありますから、こちらのHE弾はノーダメ連発です。(とか言いながら古鷹も
物理的に無理なので奮戦しても無駄です。
舵・推進装置が弱い
アップグレードで強化はしていますが、それでも持って行かれます。
舵をやられたら時に、敵が海面発見距離よりも遠かったら、発砲をやめて隠蔽状態に持っていきます。
Tier7アルジェリーの研究完了
ラ・ガリソニエールで負け越していても、普通に経験値は溜まるので、Tier7のアルジェリーの研究を完了してしまいます。
育てた艦長は一人しか居ないし、艦スロットに空きが無いですから、次に進むことは戦い慣れたラ・ガリソニエールを手放すことになります。
ラ・ガリソニエールで「榴弾用慣性信管」を試して見たい気持ちはありますが、次のアルジェリーは20cm砲なので「榴弾用慣性信管」は要らないスキルだと言うのがネックです。
たぶん、ラ・ガリソニエールで「榴弾用慣性信管」を試さないまま、次のアルジェリーに進むことになりそうです。